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20100828ブルーノ・ムナーリ展

横須賀美術館
△少し地味な感じ。
灰皿をみて、作品とデザイナーがリンクした。

おさるさん5,000円は高い。

20100828横須賀美術館

○写真では癖のある建物かと思っていたが、
行ってみたら海と作品の「地」に徹している感じが強かった。

ただ、「地」の白い建物過ぎて、谷内六郎さんの遺族ともめたもよう。
色彩豊かな建物が望まれたようですが、「絵が主役です。」というのが理解できなかったのでしょうか？
山本さんも何かよくもめる気がする。

企画展示室は均一で面白みが無い。
常設展示室は、回廊状の天井の高い空間が、余り他に無い展示室で面白い。天井高を利用するような展示は余り無いが。

館側から見た窓に切り取られた海の風景がすばらしい。

観音崎もいい所だ。

20100821インセプション

MOVIX川口　17:40シアター6 H-16
◎今の所今年一番か。
非現実の世界は、マトリックスが切り開いた世界だけど、三層になった夢の世界とさらにその奥の深淵、限られた時間の扱いなど輪に掛けて複雑なのがいい。
ただ、いったいこの夢は誰の夢がベースになっているのかというのがわかりにくかった。

最後の廻っているコインが倒れるかどうかのラストショットは、不覚にもちょっとウルっと来ました。
謙さんも、深淵まで経験した夢から覚めた時の表情が秀逸だった。
しかし、夢の中で、殺されて深淵まで行く様な目覚めは、ライバル企業の御曹司より、深いトラウマが出来る様な気がする。

20100813犬島

瀬戸内国際芸術祭2010
柳幸典／山の神と電飾ヒノマルと両翼の鏡の坪庭／蜘蛛の網の庭／眼のある花畑
○結局、犬島にも寄る事にする。
昨年に続いて二度目。こんなに早く再度訪問するとは思っていなかった。

妹島さん設計の建屋が４棟完成。２棟は元からある建物を利用、他２棟は新規に建物を建てる形。
新規１棟は、湾曲したアクリルの壁で構成された透明の建物。アクリルだけで支えられているのでアクリル造。
もう１棟は、アルミの屋根の東屋。

しかし、精錬場含めて同じアーティストの作品のみ展開するのは、一様で面白くない。特に癖のある作家なので余計に。
建物に合せてインスタレーションしている様ですが、今後展示替えがあるのかもしれない。

島弁当を食す。
昨年は、島のおばちゃんがつくっていた気がするが、今回は本土から船で運んで来ている様子。


帰りのバスは、譲って後のバスに乗ったら、時間掛かりすぎで、新幹線間に合わず。ばたばた走って、最悪な旅の終わり。

20100812森村泰昌モリエンナーレ　まねぶ美術史

高松市立美術館
◎すごく面白い。

平日・祝日は７時まで開館しているのと、割引があるという事で、高松の最後に６時から観に行く。

東京の展覧会が、ちょっと引っ掛りに欠ける感じがしたので、どうかと思ったが、すごく良かった。

高松市立美術館の収蔵品と自分の歴史を重ねて展示するというアイディアと森村さんの苦闘の軌跡が面白くてたまらない。こちらも巡回すれば、結構いろいろな人に勇気を与える気がする。

女木島の福武ハウスの作品の背景が理解できた。

最後は時間が無く、ばたばた見終わる。残念。

さらに残念なのが、観客は私入れて２人しかいなかった。島での喧騒が嘘の様。関連展覧会なのだから、もうちょっと観客がいてもおかしくないのに。

これにて高松は最後。快速で岡山へ。