October 24, 2007

20071021長江哀歌

シャンテシネマ3 H列5番 株主御ご待券?1400
ジャ・ジャンクー監督 
前に気になっていた。「世界」を撮った監督。

死にいく街と精力的に生きる人々
発展から切り離されている様な生活の中でも、生き続ける人々
何年も変わらない様な住居/服装/食事の中でも、誰もが普通に持っている携帯電話。

どこをどうと撮っても映になる風景。絶景/大河/船/廃墟/せめぎ合う建物/古い工場
舞台には困らない。
16年ぶりに逃げた妻を捜しにきた男と捜し出した妻と最後に会話する場面の背景の壊れた壁から見える廃墟は合成なのかと思うほど印象的な映だった。

所々はいる非現実的な映像(UFO/巨大モニュメントの発射/綱渡りする人)は何なのだろう。
いたしかたない現実の中での表裏の非現実。

中国では着メロ当たり前ですね。

02:17:41 | yuzo | comments(0) | TrackBacks

October 13, 2007

20071013Noism07「W-view」

Bunkamuraシアターコクーン 1階B列19番
東京では同じ劇場で公演した事が無い?あくまでも空いているハコを選んでいるのか、作品に合わせて選んでいるのか?
新規加入が増えた。やめた人より増えているのは拡大にあるのかな。組織もしっかりしてきた様で。

「Nin-Siki」安藤洋子
「Waltz」中村恩恵
個人の動きと対する他の人の動き、全体の動きと、呼応する関係が見られればよいのだが、そこまで行けない感じがした。
皆うまいのだけど、個に余り差がない様な一様な感じ。
安藤さんの振付けも一様すぎてある意味高度すぎるのでは。

金森さんはしばらく見ていると周りから浮き出てくる様に目立つ。
個として傑出しているから。それだけで見せれてしまう感じです。

しばらく、金森振付けと他の人の振付け作品を積み上げていく事になるかと思われるが、他の人の作品でも繰り返し公演できる作品が欲しいです。

23:28:00 | yuzo | comments(5) | TrackBacks