December 29, 2006
20061229鉄コン筋クリート
MOVIX川口にて。(MOVIXのカバのキャラクターとお知らせ映像はセンス無いなー。見るたびにうんざりする。)こういうCGの使い方・絵は面白い。
原作をしっかり見ていないので、よくわからないけど、この現実的な所とメルヘン的な所がごっちゃになったストーリーは、理解というより、感じろという事か。
何か、陰と陽、内と外な抽象的なものの対比・融合というのも何か結構使い古されている気がする。
映画だと、何か2時間でまとめないといけない感があるけど、漫画だともっと収拾が付かなくて奥行きが深いかもしれない。
02:08:00 |
yuzo |
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December 24, 2006
20061224伊東豊雄 建築|新しいリアル
オペラシティミュージアム。結局最終日。
建物がどうしようもなく重くなる事に対して、開き直った感じがする。
繊細なイメージだが、どうしようもなく繊細でない感がある。
福岡のぐりんぐりんはどうなんだろう。
コンクリートシェルもすごく厚そうだなー。
構造の表層、床・壁との一体化は、新たな空間を提示できるのか。あるいはどうしようもない表と裏の様な平面計画に解決策をもたらすのか。
しかし、どの計画も施工が一品生産の特殊解になってきていますね。
16:31:00 |
yuzo |
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December 23, 2006
20061223硫黄島からの手紙
MOVIX川口にて。出来るだけリアルに感情を排して表現する。
あの時代の極端な価値観も、ある意味平等に、またその不合理性に気付いている者もその枠組みから外れる事が困難であった事も、余り感情を込めず淡々と表現する。
戦争という局面の、人の営み、作業(戦闘=人を殺す事)を、玉砕側から少し良者悪者に色分けながら(良い者がちょっとヒーロー的に扱われている感があるけど)見せる。
戦闘と言う作業を、それぞれの立場で、徹底して効果的に行うとしている事が、端から見ていて変だった。
イーストウッドの映画は結論を与えないようにしているのだろうか?
いつも絶賛されているが、ちょっと暗めなのでいつも敬遠してきたので、他の作品も見てみようか。
(もう「父親たちの星条旗」は東京で1館しかやっていない様。こんなにシネコンあるのにもっと多様な上映が出来ないのか。)
米側から、こんなにきちんと考察された旧日本軍の映像を提示された事に、日本側はもっと反省した方がよいのだろう。日本の映画にしろTVにしろ、常に糊の利いた綺麗な軍服でのドラマでは、いつも薄っぺらな感じしかせず、余り感情移入できなかったので。
(一点、木製ガラスor障子引き戸をノックする際、効果音が重い扉を叩く様な音をにしていたのが、気になりました。)
二宮君ちょっと線が細くて、若すぎる感じがするが、一人前のパン屋さんには見えなかったかな。
23:16:00 |
yuzo |
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December 09, 2006
20061209Noism06「TRIPLE VISION」
ル テアトル銀座。久しぶりの劇場。入館に1階外で待つのはいただけない。
Noismを東京で見るのは初めて。新潟より人が入っているかもしれない。
Noism自体がまだ試行錯誤しているカンパニーなのに、振付家も30代の試行錯誤では、試行錯誤の二乗になって、煮え切らなさが残る感がある。
昨年の試みはそれぞれカンパニーを率いる振付家の作品であった事もあり、スタンスというか、作品がきっちりしていた。
今度は、逆にもっと上の代の外国の振付家の作品(既に上演されているものでも)を行うのも世界を広げるのにはよいのでは。
01:54:00 |
yuzo |
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