January 17, 2009

20090117NODA ・MAP 第14回公演「パイパー」

Bunkamuraシアターコクーン 1階B列11番
チケットのついては色々ありました。
おかげさまですごく前のど真ん中でした。
TVで見ていた人がこんな目の前で動き回っているという状況はすごく新鮮でした。

二人の姉妹を軸に、火星移住、幸福度、初めの殺人、人肉食、コンピューターの暴走、文明の黄昏、人の記憶・歴史の曖昧さ、などなどを言葉と体と簡単な舞台装置で表現していく。
鎖骨に埋め込まれたチップ(おはじき?)にその人の歴史がメモリーされていて、そのおはじきを鎖骨に当てるとその記録が見れるという設定は面白しろかった。

舞台は観客の想像力を利用してその場に現実感を造り上げていくという共同作業という感じがします。

松たか子は安定してうまいと思ったけど、宮沢りえがこんなに舞台で生き生きとしていいとは思いませんでした。いい役者さんです。

野田秀樹は、滑舌が悪いように思うのだけど。TVで勝海舟を演じたときも、歯切れの悪い江戸弁だなと思っていましたが、時々何言っているのかわからない。私だけかな。

15:02:00 | yuzo | comments(0) | TrackBacks